「未来予想」
司会進行役1名と、様々な分野の専門家2名による、これから起こりうる未来を予想する番組。
科学技術から自然環境まで幅広く取り扱う。専門家2人はそれぞれ、未来に対して明るい展望と、暗い展望を主張する人物である。進行役を媒体に、様々な議論がなされていく番組とした。
正面
セット背面にずらっと配置した無数の本。その正面に人物の登場口を設置し、知識の宝庫である本の間を縫って人物が登場する設定とした。正面はその本が空間を大きく特徴づけている。本棚のランダムな配置により圧迫感を与えないよう考慮した。
上手
暗い未来を主張する専門家が中心。暗さを彷彿とさせる、混沌とした世界観をオブジェや写真により表現した。象徴となるモニュメントを画面右端に設置することで空間の引き締めを図っている。
下手
上手とは反対に、明るい未来を表現。整然とした世界観。
どんびき
上手と下手、そして正面の趣の違いを考慮した。背面の本棚に高さの違いや、登場口の配置によるアレンジなどで画面に面白みが出ていると思う。黒を基調とすることで、照明による演出で様々な表情が生まれると考えた。また、特徴的な中央の台、それを取り巻く本と、両極の世界観の演出が空間を構成する上で効果的ではないだろうか。